セッション受けるようになってから、仕事で疲れきるということがなくなりました。
「夕方の集中力の低下」も、休息をとることであまり感じなくなりました。
さらに、「たまには体を動かしてみようか」なんてエネルギーが出てきたのは、驚きです。
それで、最近健康のためと思って、ジムで運動をしはじめたのです。
が、腕立てや腹筋をすると、首がすごく痛くなってしまいます。
なぜなんでしょう?
普段は、前にあった首の痛みもなく、すごく調子がいいのですが…。
A.
以前の首の痛みが、運動をすることによってよみがえる、ということが原因です。
質問者さんは、もともと疲れがたまると首や背中に痛みがありました。
もともと、首に負担をかける身体の使い方をしてらしたわけです。
そのために疲労が首に蓄積しそれがピークになると首が痛くなる、ということを繰り返していたのです。
セッションでは、「首に負担をかける」というパターンを書き換える事を行いました。
寝方や立ち方、歩き方が変化し、今まで忘れていた「首に負担をかけない」身体の在り方を体感していただきました。
それに加えて「疲労をためないために、定期的に休息をとる」という習慣を実行。
それにより、日常では疲れきるということもなくなり、首や背中の痛みも、消えていたわけです。
ジムでは、なれない運動ということもあり、やはりある程度“がんばって"身体を動かしてしまいます。
すると、馴染み深い“がんばり方"である「首を緊張させる」というパターンがよみがえることになります。
結果、がんばって首を緊張させることに集中。
以前の首の痛みが、運動をすることによってよみがえる、ということになります。
☆ボクが腕立てをするわけは…☆
次に、ジムで運動=健康という考えをチェックしてみましょう。
今回の場合は、ジムで腕立てや腹筋をすると必ず首がすごく痛くなる、ということ。
単純に考えて、その運動自体が身体にあってないのではないでしょうか。
少なくとも、その時点で健康のため、という目的から外れてしまいます。
ジムワークを理想的に行えば、腕立てなら主に大胸筋、いわゆる腹筋は腹直筋を鍛えることになります。
筋トレ、ジムワーク=健康、という図式は必ずしも成り立ちません。
もし、その筋肉を鍛えるという目的があるのなら、専門のトレーナーに動きのチェックをしてもらってはいかがでしょう。