Q.「気のせい」を大事にするってどういう意味?
A.
セッション中に身体の感覚をうかがうと
「~の気がする」とか
「気のせいかもしれないけど~~な感じがする」
なんていうコメントをいただくことがあります。
これは、クライアントさんだけのことではありません。
私たちも、日常この「~気がする」という表現、無意識に使っています。
でも、実を言うと「~気がする」「気のせい」ってホントはとても大事な身体からの信号なのです。
ミカサ スカサでは、クライアントさんにはいつも
「その『~気がする』『気のせい』を大事にしてくださいね」
とお話ししています。
「そんな気もするけど…」
『~気がする』のときは、身心にも何らかの変化が起こっているからこそ、 そう感じるわけです。
何も変化がなければ、そもそも『~気がする』ことはありません。
その変化を明確に言い表せないので『~気がする』という表現を使っているだけなのですが。
結果として、ご自分にとっていい変化を気のせいにして無視してしまいます。
非常にもったいないことです。
このことを知ることで、ほとんどのクライアントさんは『気のせい』『気がする』について、意識を向け始めます。
そして徐々に『気のせい』『気がする』が、気持ちの上のみのものではなく「身体的な変化を伴う感覚である」ことに気づきはじめます。
求める変化へのキーが、これでまた増えていくのです。