美容とエステティックの専門誌 クレアボー No.53
2008年1月発行のサロン紹介のページにて、
「ミカサ スカサ」の紹介を掲載して頂きました。
フレグランスジャーナル社さま。掲載ありがとうございました。
creabeaux No.53 2008年1月号（ｐ64-65に掲載）
2008/1/30 発行 ￥1,800 （税込）
【 サロンの現場から 】
ワークルームというサロン
ミカサスカサは、横浜市港北区の慶應義塾大学の近くに位置する、静かな住宅街の中にある。ミカサスカサとは、スペイン語で「わたしの家はあなたの家」という意味。
つまり「我が家のようにくつろいでいただけるサロン」ということで命名したという。
オーナーのさかもとはるゆきさんは、1988年に整体院を開業。1998年にトレガー・アプローチに出会い、「治す、治される」という関係から脱却し、それまでの治療の方法を一新した。「治そうとするのではなく、正しい姿勢に戻すのです。心も体もニュートラルでいることが大切。それが、人間がいちばんラクな状態といえるんです」と熱く語る。
そして、2003年に「変化を求める人に、その変化に必要な心と身体をコーディネートする」という新たなコンセプトでワークルーム「ミカサスカサ」を開設。
ボディコーディネーションのセッション
ここのサロンの一押しは、やはりボディトリートメント。カラダに痛みを与えることなく、ココロに負担を与えることなく、心と身体をコーディネートすること。それがこのサロンだけで展開している「ボディコーディネーションのセッション」だ。その効果は、単に体のコリをほぐすのではなく、美容、健康から、能力開発、目標達成、問題解決まで多岐にわたるという。さかもとさんは「体、そして感覚をツールにすることで、単に体の問題にとどまらない、人が抱えるすべての内的現実にアプローチすることができるのです」と語る。となると、施術前のカウンセリングが重要になってくる。「心と体のバランスシート」にクライアントの現状を書いてもらう。現在の心の状態、体の調子、最近の気づきなどを記することで、クライアント自身の確認にもつながる。そのシート内容によって、施術の方法も変わってくるという。クライアントがいちばん気になるところを中心にボディコーディネートしていくそうだ。
そこで記者はその「ボディコーディネーションのセッション」を受けてみた。まず、手、足、肩など体の部分のタッチングから始まる。タッチングというか、マッサージというか、揺さぶりというのか…。施術者の手のひらの温かさが体に伝わり、心地よい。静かにゆらゆらとした感じのタッチングが続く。全身そうされているうちにだんだんと眠りの世界に導かれてしまう。水の上にふわふわと浮いているような心地よさ。何だろう、この感覚は？今まで感じたことのないような、ゆるい感じというか…。そうか、これがニュートラルということなのか…。
施術後は、なるほど、体が軽く、ラクになった感じがする。心も癒された、開放感がある。
多彩、多機能のワークルーム
ここのワークルームは実に多くの活動をしている。
まず月に１度開催の「ツキイチらくくるセミナー」。毎回テーマを決めて、ケーキとお茶を楽しみながら健康のことを学ぶセミナーだ。そして「養成講座」を開講。専門のボディコーディネーターを育成している。そのほかにも、太極拳や合気柔術の指導、メルマガの配信、ブログの発信など。最近では、ニューヨークで活躍している国際的なオペラ歌手を招いての特別なワークショップも開催。本職は何でしたっけ？と思うほどいろいろな活動を、本腰を入れて進めている。いずれも根底にあるのは、「心も体もニュートラルでいることが大切。それが、人間がいちばんラクな状態といえるんです」という考え方だ。
さかもとさんは最近『鏡の魔法で自分まるごと好きになる』（こう書房）という書籍を出版した。女性がもともと持っている「愛され能力」を発揮し、心身ともに魅力たっぷりの「愛され美人」へと変身するための方法、らくくるイメトレを紹介。らくくるイメトレとは、らくな心と体をつくるイメージトレーニングのこと。自分をまるごと好きになることが「愛され能力」アップの秘訣、それが幸せへの近道と、説かれている。セラピストの方のためになる内容だ。
（～クレアボー No.53より抜粋～）
http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/creabeaux.html