Q. 脳力が、年とともに落ちていくのもしょうがないですよね!?
A.「脳の神経細胞は、一秒間に一個ずつ減っていく」という話を聞いたことがありますか?
こんな話を聞くと、時計の秒針が一つ動きを進めるたびに、一個一個細胞が減っていきついには脳がスカスカになるような気がして…。
それじゃ、ある程度年がいったら脳力が落ちるのも仕方ない。
年齢を重ねるってそんなことなのかなぁ、って思ってしまいます。
しかし、これは現実とだいぶ違っているのです。
神経細胞の数は、生まれたときが一番多いのは間違いありません。
でも、時間経過にしたがって、少しずつその数が減っていくわけではないのです。
実際は、神経細胞は2歳くらいまでに、約30%くらいに減ってしまいます。
そして、その後は、ほとんどその数は変わらないそうです。
つまり、やっと歩きはじめ、そして言葉を使い始めた2歳児の"新鮮な”脳も、ある程度年齢を重ねた大人の脳も、その神経細胞の数に差はないのです。
そして、年を重ねるほど、経験を積めば積むほど、各神経細胞は相互のネットワークを高めます。
つまり、個々の体験、行動に応じて、それぞれが独自の脳力を高めていくのです。
「年をとったら、脳力が衰えるのは仕方ない」
という考え方は、実は思い込みだというのがお分かりでしょうか。
実際は、「脳力は年齢とともに高まっていく」と考えたほうが、現実に近いのです。
こう考えると、色んな体験を積むことが、なんだか楽しくなってきませんか?

